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過去回想❻ 〜使徒襲来 その時シンジは?〜
悪徳・・・いやいや

アクセサリー会社に就職しちゃって
初の宮崎県に売りにいく出張に3本のアポを
持ってきた僕は、到着した初日に二本のアポを
失うこととなった。。。
先輩たちはこの金曜、土曜と
展示会場に座ったままの俺の見る目の前で
エヴァを乗りこなし、使徒(お客)をバンバン、
契約させてるってのに・・・
僕は一体、何をしにきてるんだ・・・
明日はついに、たった一本残った「ゆみちゃん」
と会う日だ。。。
寝付けない・・・
坂本主任は・・・
むちゃくちゃだよ。。。
朝がきた。
ゆみちゃんとの待ち合わせは宮崎駅に13時。
写メとかそんなのはない時代。。
顔さえもわからない。
ただ会うまでのこの数日間・・・
テレマからお互いの携帯を交換して
普通にメ-ルして、
何気ない日常の会話もくりかえしてきた。
なんせ僕がとった初アポの女の子だ。
気合いの入れ方が違ったし、特別なかんじがして
丁寧に丁寧に連絡をとってきたから
へんに僕も情が入る。
ナンパなら即るだけのアポだから至って緊張しない。
でも今回は違うんだ。
売るんだよ。
売らなきゃ大阪かえれないんだよ。
でもすごくいい子なんだ。
純粋で無垢で・・・
僕が大阪から来るって言うから
宮崎のお土産用意しとくねっていう優しい子なんだ。
僕はそんな子に100万ものアクセサリーを
売ろうとしてるんだ。。。
きっとかわいい子だろうな。
ナンパじゃないから顔わかってアポ取ってるんじゃないけど、声と話し方で勝手にかわいい子と
勘違いしてるのかもしれない。
でも僕にはわかるんだ。。。
きっと・・・
かわいい子だと思うんだ。
でも本題は売ることに変わりない。
もっかい流れを復習しておかなきゃ。。
会って喫茶店へいく。
喫茶店で自分のYESを話し、
自分の食いつきをあげて
自然と自分の仕事の話しに移行させて
展示会へ誘導する。
そこからは先輩たちがこの金土にやってた、
商品プレゼンで契約へ。。。
シュミレーションはOKだ。
12時50分だ・・・
いかなきゃ。
どんな顔して会えばいいのかな。。
そっか、、!
自分で綾波に言った言葉だ。。
よし。
トルルル〜・・・
「あ!ゆみちゃん?駅ついたよ。どこ?」
「駅の前の郵便ポストの横にいるよ。」
「え〜と・・・手ふってくれる?」
「ここよ。」
「え?」
全然可愛くないw
綾波どころか、、、、
もはや、、、
みぎわさんだw
僕は正直だ。。。
テンション萎えたwww
多分、顔にでたのが相手に伝わったのか
いや、俺がホストっぽいのを警戒してるのか。。
なんか浮かない顔されてるww
俺は俺で・・・
喫茶店に移動しても自身のYESト-クを話してても
なんで俺、
こんな子に
人生語ってんだ⁉︎
と思えてきた笑
しかも喫茶店での他人の目が
気になって気になってしゃ〜ない!
だって
ホストみたいな
僕と
みぎわさんが
話してるんだぞ!
こいつ今からこの子騙しますよ〜
って回りは思ってんちゃうかと
変に気になる笑
でもマニュアル通りすすめていくしかない。
「そんなかんじやねんや〜ん。
ゆみちゃん、じゃあ俺の案内で
展示会連れてってあげるから、いこっか
」

言えた!言えたぞ!
さぁ戦いは坂本さんのいる会場だ!
会場に連れていきゃ、なんとかなる、、、
僕、席をたちあがる。
ゆみちゃん、立ち上がらない。
え?
嫌な気がしてきた。。
サキエル立てよ‼︎
「どうかしたの?」
何も動じない、ゆみ。
「私・・・帰る。」
彼女はいきなり立ち出す。
「え⁉︎どしたん?急に?え?え?」
その時・・・
振り向いた彼女が涙目で僕にいったんだ。。

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2018年 3月 12日

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